生物学となんとか 〜理系大学生の日常

理系大学生が生物学について綴る日記。レポートを書く人と自分のために。。。

TOEFL初受験!

こんにちは

本日 9/17、TOEFLを初めて受けてきたので、備忘録+TOEFL受験する人に役に立つようなことを書いていきたいと思います。

 

まず、自分がTOEFLで目標としている点数は100点です。今回の受験は初めてということで、とりあえず80-100点の間を目標として受けることにしました。

今日まで色々勉強してきましたが、勉強の割合としては

Reading:Listening:Speaking:Writing = 1:10:5:2

くらいでしょうか。。。

春(いやほんとはもっと前だが)からボキャブラリーの増強として「TOEFLテスト英単語3800」のRank3まで、5月くらいからListening対策として「まるわかりTOEFL iBT テスト リスニング」、夏休みに入ってからSpeaking対策として「TOEFL TEST iBT Speaking」に取り組んできました。また、オフィシャルガイド(4th)は結構前から少しずつ読んでたみたいな感じでしたね。本番1週間くらい前にPractice Test1をやりました。

 

セクションごとに詳しく見ていきましょう。

・Vocabulary

 これはセクションではありませんが、全セクションにおいて重要なものだと思います。自分の場合、大学受験で使った「システム英単語」をまずは見直しました。大学に入ってぬるい生活を送っていると結構忘れているものです(^^;) そのあと「 TOEFLテスト英単語3800」をやりました。この参考書はオフィシャルガイド(OG)とともにTOEFL受験者から絶大な支持を得ている参考書です。「システム英単語」を完璧にすると、Rank2の8割くらいの単語はわかります。しかし、Rank2の残り2割とRank3のほぼ全ての単語は見たことも聞いたこともないようなものばかりで、覚えるのに苦労しました。。。とりあえずRank4は放置しています。

 

・Reading

 Readingに関してはあまり勉強しませんでした。長文読解に関しては高校の時に散々やったことと、英語の難度が日本一とも言われる某国立大学入試問題でも合格者平均点が取れていたので、伸び幅が少ないと思ったからです。OGのReadingセクションの部分だけやり、あとはほとんど何もやりませんでした。強いていうなら、毎週くる科学雑誌をつまみ読みしていたのでそれが少しは助けになったかもしれません。

 

・Listening

 Listeningはかなり苦労しました、というかこれからも苦労すると思います。上述の参考書にはPre-testという、自分のレベルを教えてくれるような問題があり、それを初めて解いた時に何も聞こえず点数は半分以下で、絶望しかけました(笑)それからというもの、とりあえずは一周参考書を終わらせ、さらに二週目もやりました。ここまでくると意外とまあまあ聞こえるようになり、70%以上程度の正答率は維持できるようになりました。まずは英語をめちゃくちゃ聴きまくるというのが一つ方法だと思います。Listeningの問題で低レベルな点数を取るたびにgoogleで「toefl listening」と調べるような毎日でした(笑)一応本番数週間前からは朝食時に15分くらいのPodcastを聞くことを習慣としました。

 

・Speaking

 日本人にとって最大の難関と言われるセクションですが、それは純ジャパの自分にとっても例外ではありませんでした。高校の時に英文は散々読みましたが、自分から話すなんて機会は皆無でした。とりあえず一冊の参考書に目を通しましたが、それはTOEFLの問題を知るということだけであり、直接的なspeaking力の向上ではないと思います。これからの課題です(何が一番効果的なんでしょうか。。。)

 

・Writing

 WritingもReadingと同様に特に参考書等は購入しませんでした。OGに目を通し、ネットでTOEFL Writingについての記事を読んだりして、なんとなく概要が掴めたので、軽く問題演習をしましたが、そこで「あれ、結構いけるんじゃね」と思ってしまったのです笑 Writingの採点をきっちりされたことがないので、今回の結果をみてまたどうしようか考えたいと思います。

 

どのセクションも一通りTOEFLの問題を把握したあとは実践演習(中国TPOというサイトを使いました)という形で今回はテストを迎えましたが、今後100点を目指す上では、単なる実践演習を積み重ねてもおそらくあまり意味がなく、それぞれの力の底上げがなんらかの形で必要だと思います。

 

 

 

さて、忘れないうちに今日の話に入りましょう。

普段の生活ではなかなか「本番」を体験することがなく、大学受験以来の緊張をしてしまいました。テスト開始時間は10:00、集合時間は9:30で、7時に起きればよかったものの、夜もあまり眠れず、6時に起きてしまいました笑

そんなこんなで結局9:10くらいにテスト会場につきました。会場に着くと身分証明(ID)を確認されたあと、誓約書みたいなものを書かされます。不正をしないというような内容の英文を書き写し、署名します。それが終わると、いよいよテスト部屋に行くのですが、この時に「ポケットチェック」「足首を見せるチェック」「金属探知機チェック」があったり、テスト部屋に入ると声を録音されたりなどの準備が一人ずつあるため、かなり待たされました。一人当たり3-5分くらいかかっていました。よく、Speakingの問題内容を推測するためにできるだけ遅く会場入りした方が良いというサイトを見かけますが、遅く入るとそれ以上に開始までの待ち時間が長くなり、得策ではないように思います。今回のテスト会場ではIDを忘れた方がいて、盗み聞きをしていると(笑)11:00までにとって来れればギリギリセーフ、または家族などにテスト終了までに持ってきてもらえば良いという話をしていました。意外とそこまで厳しいわけでは内容ですね。。。自分の会場では荷物は椅子の下に置くが、休憩時間も荷物を開けることはできないので、食べるものなどはバッグからあらかじめ出して置く、というものでした。テスト中に机において良いものはIDと配られた紙と鉛筆のみ、ティッシュは手を挙げると数枚くれ、それが終わったら回収のような形だったようです。これはかなり厳しいかもしれませんね、特にアレルギーの人には(自分もアレルギーですが、今日は無事でした)。

 

事務的なところはこんな感じでしょうか。ちなみに自分が今回受けた会場は早稲田大学29号館で、4月にできたばかりらしくかなり綺麗で、隣の人との間にもしっかり壁?があるので、集中しやすい環境ではないかと思います。特に不満な部分はありませんでした。ネットで調べてもここまで詳しい情報は乗っていないので、特にこれから初回受験だというかたは参考にしていただければと思います。

そういえば、USキーボードでアポストロフィーが場所が違うから確認しておいた方がいいなんて話もあって、自分は確認していきましたが、自分の会場では親切なことにキーボード変換表がおいてあって、パソコン音痴でもわかるようにしてありました。試験監督も日本人で余計な不安がなくてすみました。

 

 

 

さて、テストの感想と自分なりの分析をセクションごとに書いていきます。

 

・Reading

 いよいよ始まって、制限時間を見ると80分で、ダミー問題がありました。ダミー問題って本当に嫌ですよね。受験生の体力と集中力を削ります。昔はダミー問題を区別することができたそうですが、今は多分区別できません。文系、理系のtopicがそれぞれ2題でした。やってみた感じは8割取れてればいいかなぐらいでした。難しい問題と簡単な問題が別れており、少し時間にも追われてしまいました。

 反省点としては、自分が専門としていないtopic(biology以外)に関してはvocabularyが不十分かなと思いました。読んでもあまり意味が入ってこなかったりしたのと、選択肢の選択で時間をとってしまいました。これからはvocabularyをさらに増やしつつ、自分が苦手なtopicの問題を多く解けば30点に近づくと思います。

 

・Listening

 これもよく聞けて完璧にできたという問題と部分部分で何言ってんだこいつという問題があって、出来がいいとは言えませんでした。正答率的には6-7割でしょうか。。。

 やはり英語を一単語一単語追えるほどに耳と脳がついていっていないことを実感しました。これもひたすら英語を聞くしかないのでしょうか。dictationが有効という話も聞くので、これから戦略を考えていきたいと思います。

 

・Speaking

 1問目でノックアウトされましたw 1問目って普通「好きな親戚とその理由」とか、「嫌いな先生とその理由」とか、割と話しやすいtopicについてなはずなんですよ!笑

ところが今日の問題は、あんまり覚えていないのですが、「small businessを成功させるには次の3つのうちどれが重要だと思うか?」でした。。。。

知るか(; ;) そもそも3つ?そんな話どこでも聞いたことないぞ笑 一応カタコト英語で答えましたが、微妙ですね。

他にも時間切れになってしまった問題も数問あって、やはり能力のなさがそのまま出てしまいました。今後一番力を入れなければならないsectionですね。何をするかはこれからじっくり考えます。

 

・Writing

 TOEFLの試験は4時間の試験に対して10分の休憩しかなく、このセクションは最後のセクションで、集中力を持続させるのが難しかったです。Integrated、Independantともに5点中4点かなというかんじです。5点を取るには今回の解答ではlogicalな展開ができていなかったかなと思います。改善点としては、Listeningをしながらメモをとるという神業の向上ともう少し典型的な表現を知っておいてもいいかもしれないと思いました(It is important to~とか似た表現ばっかになっちゃう)。いろんな意味で点数が楽しみです。

 

 

全体としてはこんな感じです。予想得点は

Reading:Listening:Speaking:Writing = 24:20:19:24 = 87

くらいでしょうか。。。

どんな試験でもそうですが、自分がやった感覚と実際のでき具合を知ることは重要ですよね。約10日後にくるというscore reportを気長に待ちつつ、残りの夏休みをためておいたレポートと一緒に楽しみたいと思います。