生物学となんとか 〜理系大学生の日常

理系大学生が生物学について綴る日記。レポートを書く人と自分のために。。。

顕微鏡標本 レポート

こんにちは!

 

 

今回の実験ではウシガエルのオタマジャクシの脳下垂体の染色・観察を行いました。

 

脳下垂体は、前葉・中葉・後葉に分けられますが、それぞれを構成する細胞の性質が異なることが知られています。

先にそれぞれの性質を言ってしまうと、まず前葉は高校生物でもおなじみの成長ホルモンや甲状腺刺激ホルモンなどと言ったホルモンを分泌する細胞が存在している場所です。一方で後葉は神経分泌と呼ばれる分泌性細胞ではなく神経がホルモン分泌する場所です。中葉はあまり働きがわかっていないようですが、メラニン形成を刺激するホルモンを分泌する細胞は含まれるようです。

 

さて、染色液を工夫することで、これらの場所を染め分けることができます。例えば、AF(アルデヒドフクシン)だったら、神経分泌顆粒を青紫に、オレンジGだったら、酸好性細胞(前葉に含まれる成長ホルモン分泌細胞などはこの類です)をオレンジに染めることができます。

 

 

 

このような昔ながらの組織化学染色は、今となってはあまり有用ではない気もしますが、比較的単純なことを手早く知りたい時には有効な手段かもしれません。

 

最近読んだScienceによると、今ではsingle cell の発現解析も夢ではないそうで、技術の進歩はすごいものですね(^^) 

今回の実験のような単純解析でわからなかったことは、次の段階の解析を行えるという点で、脳下垂体に関しても現在ではより多くのことがわかっているのではないでしょうか!

 

 

↓ちなみに今回観察した断面です笑

 

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最後になりますが(恒例)、レポートなどの盗用犯罪です!同じようなレポートを書く方のために参考文献表をはりますのでそれらを参考にしてみてください!

当然スケッチを描いたのですが、スキャンしても色がほとんど見えなかったので、カットします!想像してくださいw

 

・今回の参考文献